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寝ている時に肩の痛みで目が覚める
夜中、寝ている時に肩に痛みが出るというのは四十肩や五十肩の特徴的な症状です。特に寝返りを打って痛い方の肩が下になってしまうことで痛みを起こすケースが多いです。
肩が徐々に上がりづらくなってきた
四十肩や五十肩では急性に起こる場合を除いて最初はちょっとした違和感から始まってきます。その状態のまま時間が経つと徐々に肩周りの繊維が固くなってきてしまい、徐々に動かすのが辛いという症状に変わっていきます。
服を着替えるのが一苦労
四十肩、五十肩で特に障害されやすい動きが回旋運動です。肩を捻る動きが制限されてしまうことで、その動きをする際に強い痛みを伴います。
お風呂で頭を洗うのが大変
前述と同じ運動制限により肩が上がらない症状が起きてきます。さらに制限が出てくると顔が洗えないなどの症状も出てくることがあります。
物を取ろうと手を伸ばすとズキッとする
肩関節周囲の繊維が硬くなってきてしまうことで柔軟性が大きく低下します。本来伸ばせる範囲もその拘縮によって伸ばせなくなってくるような状態へと変わってきてしまいます。 -
四十肩・五十肩に対する当院の考え
徐々に肩の動きを制限してきてしまう四十肩や五十肩。
早い段階での肩関節の動きを使ったリハビリや関係する周りの筋肉をうごかしておくことでその症状が続く期間が短くなるとの報告もあります。
人によって完治までの期間に差はありますが、早めに対処することで、痛みが続く期間や肩周りの辛さ自体の症状も重くならずにすむことができます。
肩周りに違和感を感じ始めたら、そのうち治ると放っておかずに感じた時にすぐ医療機関を受診することが必要です。
早めにケアをして辛い状態や痛い期間を少しでも短くしていくことが何より重要と考えております。 -
四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか
初期の段階ではそこまで症状が明確に出てくることは少ないですが、最初の違和感などの危険信号を無視し続けることにより、徐々に肩が上がらない、伸ばせないなどの症状が出てきはじめ、動かすと強い痛みをともなうようになってきます。。そして痛みが出てくると洗濯物を干したり、お風呂を掃除したりと肩周りの動きを使う日常生活がだんだんと出来なくなってくることから始まり、着替えが辛くなり、最終的には顔を洗うのですら痛みが強く辛いと感じるようになってきます。
日常生活でよく使う動きが多い肩関節。
放っておくと沢山の制限がかかり日常生活を送る上で辛いことが多くなります。 -
四十肩・五十肩の改善方法
四十肩・五十肩ですが、まずすぐに治るといった症状ではありません。
早い方でも数ヶ月、重症の方だと7年以上経ってもなんらかの違和感が肩周りに残っている方もいらっしゃいます。
それだけ長い期間肩周りを動かさずにいたらどうなるでしょうか?
確実に肩の関節は固まり、その周りの筋力も弱くなりどんどん動きが再現されてきてしまいます。
治ったけど肩が動かない。
このような状態になる方も多くいらっしゃいます。
そのため、痛みは伴いますが出来るだけ早い段階から肩関節を動かしてあげること、周りの筋肉をほぐしてあげることが肩周りを固めないようにしていく改善施術となってきます。 -
四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは?
四十肩・五十肩で硬くなってきた筋肉や関節に対しての効果的な施術として、当院で行っていく方法は、まずは肩周りの筋緊張を緩めていくように肩周りを全体的にほぐしていきます。
その施術に合わせて、より効果的に改善していく方法として肩甲骨はがしという施術法があります。
肩甲骨はがしとは肩甲骨周りに付いている筋肉をほぐし、ストレッチしていくことで筋肉の緊張を緩和する効果が期待できます。
その施術を取り入れていくことにより、固まってしまっている肩周りの筋肉だけでなく、一緒に制限を受けやすい肩甲骨周りの筋肉に対してまでアプローチをしていくことが可能になります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
最初のうちは痛みを伴うことがあるかもしれません。
ですが、続けて行っていくことにより動かせずに固まる一方だった筋肉に伸ばす刺激を与えることができるのと、動かされることにより血液の流れも向上し、滞っていた血流を改善することができます。
冷えによることで痛みが強く出ることもある四十肩・五十肩ですが、肩甲骨はがしで肩周りの代謝を上げてあげることにより痛みの出る機会も減らすことが期待できます。
その施術を続けていくと徐々に筋緊張が緩和し、楽な状態を作っていくことができます。
改善するために必要な施術頻度は?
四十肩、五十肩の症状を改善していくためには定期的にケアをしていくことがとても大事になってきます。
そのために必要な頻度として最低でも週に1回の施術と自宅でのセルフケアが欠かせません。
もちろん週に1回以上ご来院いただけるようであれば頻度は多ければ多いほど改善していくスピードは早めることができます。
動かさない時間が多くなることによって症状は悪化していくので、こまめに動かせる機会を作っていくことがとても重要です。