ばね指とは？
ばね指は靱帯性腱鞘という部分の炎症です。指の部分にありますが、その部分が指の付け根付近に力がかかり、炎症を引き起こしやすくなります。その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、腱鞘炎になります。さらに進行すると引っ掛かりが生じ、ばね現象が起こり、これをばね指と呼んでいます。
指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間に炎症が起こると、腱鞘炎となり、腱鞘部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。朝方に症状が強く、日中は使用することで症状が軽減することも少なくありません。進行するとばね現象が生じ、ばね指となり、さらに悪化すると指が動かない状態になることがあります。
ばね指の根本原因は？
更年期の女性に多く、妊娠・出産期の女性にも多く見られますが、その他にも手の使いすぎやスポーツ（テニスやゴルフ）、指をよく使う仕事をしている方（デスクワークや特にマウスを使う方）にも多く見られるのが特徴です。糖尿病などで血糖値が高い方、リウマチ、透析患者にもよく発生します。母指（親指）、中指に多く、環指、小指、示指にもよく見られます。発症しやすい年代としては、特に更年期の方が多く、ホルモンバランスの乱れがばね指を引き起こす原因になりやすいです。妊娠中や出産後も更年期と似たホルモンバランスの乱れが起こるため、ばね指が生じやすくなります。
こんなお悩みはありませんか？
ばね指の主な原因は、手首や手指の使いすぎによるものがほとんどです。
骨と筋肉を繋ぐ腱がスムーズに動かなくなり、腱を包んでいる組織が擦れ合って炎症を引き起こします。
炎症により、痛みや腫れが生じることがあります。
スポーツ競技や仕事でのパソコン作業、日常生活動作などが原因となることがあります。
特に洗濯や料理、スマートフォンの長時間利用などで手首や手指をよく使う方がなりやすいと言われています。
重症化すると、長期的な施術が必要になる場合もあります。早めの施術で炎症を防ぎ、発症リスクを軽減できます。
ばね指に対する当院の考え
ばね指の主な原因は、手首や手指の使いすぎによるものがほとんどです。骨と筋肉を繋ぐ腱がスムーズに動かなくなり、腱を包んでいる組織が擦れ合って炎症を引き起こし、痛みや腫れが生じます。スポーツ競技や仕事でのパソコン作業、日常生活動作、特に洗濯や料理、最近ではスマートフォンの長時間利用などで、手首や手指をよく使う方がなりやすいと言われています。重症化すると長期的な施術が必要になる場合もありますので、ストレッチや早めの施術を行うことで炎症を防ぎ、ばね指の発症リスクを軽減することが期待できます。そのため、早めの施術が重要です。
ばね指はなぜ起こるのか？
ばね指は、手指の軟部組織に炎症が起こり、関節の周囲に線維が過剰に増殖することで生じます。これにより、指が曲がった状態で固まることがあり、自由な動きが制限されます。主に日常生活において使い過ぎが原因となることがほとんどです。例えば、キーボードやマウスの操作、ゴルフやテニスを始めとする手を使うスポーツ、ピアノなどの楽器演奏、洗い物や料理、洗濯、家事などが挙げられます。その他に、関節リウマチや糖尿病などの症状がある方は、末梢の血行不良が見られるため、ばね指発症のリスクが高くなることがあります。日常生活を見直し、手指を多く使う方は、ストレッチやサポーターを使ってケアすることが重要です。
ばね指を放っておくとどうなるのか？
ばね指を放置すると、症状が悪化し、指の動きがますます制限される可能性があります。関節の変形や機能障害が進行し、日常生活に支障をきたすこともあります。原因となる手の使い過ぎを避けることが重要です。できる限り仕事や家事などで手を使う時間を短縮し、手の負担を軽減する道具やグッズがあれば、それらを活用することが効果的です。また、定期的なストレッチや手のケア、適度な運動を行い、関節の柔軟性を保つことが大切です。重い物を持つ際には、適切な姿勢で持ち上げることや、長時間の繰り返し作業を避けることも予防につながります。
ばね指に効果的な当院の施術メニューは？
ばね指の原因は、指の使いすぎです。何らかの原因で、指の腱鞘に炎症が起き、それが進行してばね指となることがあります。これを軽減するためには、まず使いすぎを防ぐことが重要です。そこで当院では、テーピングなどを使用して指を安静にさせます。しかし、指を使わないように心掛けても、どうしても使ってしまうことが多く、炎症がなかなか軽減せず、慢性化するケースが多いです。炎症を軽減するためには、血流を良くすることが必要です。血管には炎症を鎮める物質や栄養が流れています。当院では、自律神経を整え、血流を改善する鍼治療を行っておりますので、こちらの施術をお勧めします。
その施術を受けるとどう楽になるの?
ばね指に対して効果が期待できる当院の施術メニューは、鍼施術です。ばね指は、手のひら側の腱が腱鞘内（腱が通るトンネル）をスムーズに滑走できなくなることによって、指の屈伸時に弾発現象が起こる病気で、腱鞘炎の一種です。
発症要因のひとつに、女性ホルモンの変動が関与していると考えられ、妊娠、出産、閉経後の女性に多く見られます。
腱鞘の変性が生じると、手術を要する場合もありますが、注射などの保存療法が一般的です。
しかし、手のひらへの注射はかなり強い痛みを伴います。
鍼は注射針と比べるとかなり細く、薬を注入しないため、少ない痛みで済みます。
そのため、ばね指に対する鍼施術を強くお勧めします。
ばね指を軽減するために必要な施術頻度は？
全身のバランスを整える施術の目安は、通常週に2〜3回程度です。したがって、当院ではばね指の患者様には、週に2回から3回の来院を推奨しております。もし、ばね指以外にも痛みのある部位がある場合、週に2回以上来院可能な方には、当院の手技施術で全身の筋肉を緩め、遠赤外線で体を深部から温め、血流を良くする施術を行わせていただきます。
